合金組織
- AF2003
- AF2005
- AF3005
超硬合金の硬度を向上させるには、炭化タングステンの粒度の微細化に加え、結合バインダのコバルトの含有量を減らすことが必要です。当社は超々微粒の炭化タングステンを主成分に使用し、結合バインダのコバルト含有量を必要な合金強度を維持しながら極限まで減らすことにより、従来より大幅に強度を高めた超硬合金の開発に成功しました。
高品質の超々微粒の炭化タングステンと結合バインダ量の極少化で高硬度を実現しました。
詳細は技術情報をご覧ください。
結合相量 (wt%) |
硬度 HV(GPa) |
|
---|---|---|
AF2003 | 0.3 | 27.5 |
AF2005 | 0.5 | 27.0 |
AF3005 | 0.5 | 25.3 |
高い耐摩耗性が要求されるウォータージェットノズルのような耐摩部品に使用されています。
噴射する水に研磨材を混入させることで硬質材の切断も可能で船舶や航空機分野でもご利用いただいております。
「製品に関するお問い合わせ」よりお問い合わせください。