仕事を知る
「超硬合金」という、ダイヤモンドに次ぐ硬さの素材を製造しています。
例えば、スマートフォンの中にある電子基板に微小な穴を開けるドリル用素材のシェアは世界でダントツのNo.1を誇ります。
近年、電子基板の複雑化が進み、この素材の需要が高まっていますが、極細の素材であるため、製造工程において厳しい品質管理が要求されます。
難題に正面から取り組み解決することで、当社は高いシェアを維持しています。
製品紹介
超硬合⾦とは︖
炭化タングステン(WC)を主成分とする炭化物粉末をコバルト(Co)、ニッケル(Ni)などの鉄属⾦属粉末を⽤いて焼結した合⾦
※超硬工具は1926年、ドイツで誕⽣
主な特徴
- 硬い(1700~2050、純鉄は110 ※ビッカース硬さ:HV換算)
- 強い(抗折⼒がおおむね200㎏/㎟以上)
- 曲がりにくい(ヤング率が鉄の約3倍)
- 重い(比重が鉄の約2倍)
比重比較
- 超硬合⾦
- 比重15±2g/㎤(20℃)
- 鉄(Fe)
- 比重7.87g/㎤(20℃)
- タングステン(W)
- 比重19.3g/㎤(20℃)
- コバルト(Co)
- 比重8.85g/㎤(20℃)
- ニッケル(Ni)
- 比重8.90g/㎤(20℃)
アクシスマテリアの超硬合⾦製品は大きく分けて3種類
切削⼯具向けの素材が中⼼
ドリル・エンドミル用丸棒素材
: ニアネットシェイプ対応
: 100%オーダーメイド
ドリル・エンドミル用単純丸棒
: 海外向け、販社在庫
プリント基板ドリル用丸棒
: 直径0.8 ~ 1.5㎜
オーダーメイド超硬素材
: ⾦型耐磨用素材
: 切断、切削チップ、建設工具 他